目的別プロジェクト

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目的別プロジェクトについて

ワークショップ準備委員会

ヘルスケア関連団体ワークショップは、毎年テーマを決めて開催しております。
ヘルスケア関連団体のリーダーに学習いただきたい内容を個人会員である保健医療福祉関係者や企業の方との議論を通じて、多くの気づきや学びを得る機会となっています。

必然的な団体の目的(ミッション)は変わらないものの、社会の変化とともに、私たちも変化し続けることが必要です。
ワークショップでは、団体を取り巻く環境が大きく変化する中、課題克服に取り組んでいる魅力ある会の活動やリーダーシップを学び、今後に活かすことを目指しています。
昨年は、「ヘルスリテラシーを高めるために」というテーマに基調講演、グループディスカッションを行いました。

第25回目の今年は、「患者・市民参画で何が変わる?~これからの医療に求められること~」です。
基調講演は、 「研究への患者市民参画の意義」(仮題)として、北里大学薬学部薬学科 臨床薬剤疫学研究室 講師 前田実花さんをお招きしています。
そして、VHO-netの加盟団体からは、PPI(患者・市民参画)の実践されている方の講演を予定しています。
新時代の団体の在り方や方法について、皆で模索し、活動がエンパワーされるワークショップを目指して、現在、鋭意準備中です。
多くの皆様の参加をお待ちしています。

◆ワークショップ日程◆ 
10月18日(土)  10:30~17:00  
10月19日(日)  9:00~16:00
※今年は、基調講演・講演のみオンライン参加可能です

ピアサポート研修委員会

ピアサポートは、ヘルスケア関連団体にとって、会活動の原点であり根幹だと思います。
ピアサポートする側、される側共に、双方の笑顔につながる活動です。
ピアサポートの基本、コミュニケーションの取り方、具体的な事例を通しての学び等々、繰り返し学び続けることで、より良いピアサポートの実現につながります。

2024年5月、「ピアサポート活動の現状について」のアンケートを実施いたしました。
その結果をもとに、2024年11⽉に「ピアサポート研修試⾏版」をオンラインで開催、19名の方にご参加いただきました。
試⾏版を通じて得られた成果や課題として、半日コースでは時間が短い、ディスカッションやロールプレーの対面での演習も取り入れたい、いずれはテキスト化を目指したいということの確認をしました。

今年度は、下記の日程で対面でのピアサポート研修を計画しました。
より充実した研修になるよう、各専⾨職と当事者の委員が、より深く学び、丁寧に伝えたいと思っております。
また、グループワークの時間もしっかり確保し、みなさんと考えあえる時間を取ります。
実践⼒を⾼められるように、対面での演習も取り入れます。
また、今後は外部に対しても学べる機会を創出できるような活動をして行く予定です。

◆2025年度のピアサポート研修◆
日 時 :2025年9月23日(火・祝日)10:30~17:30
募集人数:30名
参加費 :VHO-netメンバー 3,000円  VHO-netメンバー外 5,000円
*今回、初回開催のため、上記金額より、それぞれ1,000円引きで参加できます。

PPI委員会

AMEDが2019年4月に発行した『PPIガイドブック』を使用して、学習会を開催する。

・VHO-netのメンバーが、医療研究者のパートナーとして意見が発信できる患者を目指す。
・患者・市民の意見を聞いて説明・同意文書を作成する。
・参加者は治験の説明・同意文書を患者目線でレビューし、意見や感想の共有を行う
・臨床試験の参加者にとっての利便性向上、理解促進につなげる。

デジタル担当委員会

各団体でPCやインターネットなどのITを利⽤することが多くなり、各学習会でもZOOMを使うことは当たり前になっています。しかし、Zoomもよくバージョンアップするために、わからなくなることもあります。運営委員の中でも、「ここがわからない」「いまさら聞けない」ということがあり、専⾨家ではありませんが、参加者と共に考え、新たなスキルを⾼め合い、加盟団体の運営が活発になることを⽬指します。
【今後の予定】
・6月 公式LINEの開設について:各団体の公式LINEを開設、利用
・9月  Instagram(インスタグラム)の活用:投稿のやり方、見てもらう方法
・12月  Canva(キャンバ)でつくるプロみたいなチラシ・名刺(12月): 作成が楽、興味を引くチラシや名刺の作成

講師派遣担当委員会
VHO-net ピアサポート倫理ガイドライン 制定         (2020年10月1日)

ヘルスケア関連団体ネットワーキングの会(VHO-net)は、誰もが生きやすい社会を目指して活動しています。
2015年にはVHO-netが考える『ピアサポート5か条』を発行し、ピアサポートのあり方についてまとめました。各団体のリーダーたちが、地域学習会等の場で議論を続けてくる中で、より社会から信頼されるピアサポートを確立するためには「ピアサポート倫理ガイドライン」が必要との意見がでてきました。このことを受けて「VHO-netピアサポート倫理ガイドライン」を下記のように策定しました。各団体のピアサポートの倫理規定を作る際に活用ください。

                   🐾 🐾 🐾

             VHO-net ピアサポート倫理ガイドライン
ヘルスケア関連団体ネットワーキングの会(VHO-net)は、誰もが生きやすい社会を目指して活動しています。2015年にはVHO-netが考える『ピアサポート5か条』を発行し、ピアサポートのあり方についてまとめました。各団体のリーダーたちが、地域学習会等の場で議論を続けてくる中で、より社会から信頼されるピアサポートを確立するためには「ピアサポート倫理ガイドライン」が必要との意見がでてきました。このことを受けて「VHO-netピアサポート倫理ガイドライン」を下記のように策定しました。各団体のピアサポートの倫理規定を作る際に活用ください。

                     記
1.目的
ヘルスケア関連団体ネットワーキングの会(以下、VHO-netとする)では、ピアサポートが市民から信頼される社会資源になるよう、以下倫理ガイドラインを定める。
なお、本ガイドラインにおけるピアサポートとは、VHO-netに登録しているヘルスケア関連団体のメンバー(以下、「メンバー」とする)及び、その団体に所属する会員による相談活動や情報提供等を意味する。

2.基本的理念
ピアサポートにおいて、人間尊重を基本理念とし、互いの尊厳を大切にするとともに、その人らしく生きることを支えあう。
またメンバーは、ピアサポートの社会的信用を高めることを目指す。

3. プライバシー保護と個人情報の取り扱い
ピアサポート相談者(以下、「相談者」とする)のプライバシー保護を徹底する。個人情報を取り扱う場合は、個人情報保護法を遵守し、あらかじめ相談者の同意を得るとともに、得られた個人情報は漏えい防止も含めて、責任をもって管理する。
3-A.団体内での個人情報の共有
個人情報を団体内で共有する場合は、共有する人や担当部署の範囲と、取り扱う情報の内容を決めておく。関係機関、専門職と情報を共有する場合も同様である。
3-B.情報の公開に伴う責任
会報への掲載、集会での発表、ネット上での公開等に際しては、相談者が特定されないように配慮する。

4.自己決定権の尊重
メンバーは、相談者の自己決定権を尊重し、相談者の権利と利益を擁護する。

5.ネットワークの構築と自己研鑚
メンバーはVHO-netにて学びあい、他団体、関係機関、専門職とのネットワークの構築を目指し、ピアサポートの質の向上に向けて自己研鑚に努める。
(2020年10月1日制定)

PDF版では、参考資料も掲載しています。
↓ 以下からダウンロードできます。