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増田 一世ますだかずよ


公益社団法人やどかりの里 理事長

1970年に活動を開始した精神障害のある人を地域で支えるやどかりの里の職員です。障害のある人や家族、職員らの体験や実践を社会に発信すべく出版事業などに従事しています。

障害者権利条約を指針として、国際的な動向も注視し、精神障害のある人の権利擁護活動を進めています。
日本障害フォーラム、日本障害者協議会の役員も務めています。

2024年の主な講演としては、障害年金研修会(2月)、埼玉県精神科病院協会(2月)、千葉大学医学部生命倫理(6月)、立教大学ボランティア論(7月)、日本精神保健福祉士学会学術集会(9月)、横浜市オストミー協会(9月)、関東社会就労センター協議会研究大会パネルディスカッション(10月)、大阪精神医療人権センター(10月)、埼玉県手話通訳研究会(11月)、郡山社会事業協会あさかの里50周年記念講演(11月)、日本生命倫理学会ワークショップ(11月)、栃木県精神保健福祉会連合会(11月)など。
#インクルーシブ #ダイバーシティ #リカバリー #合理的配慮 #障害者差別解消法
テーマ
  • 障害者権利条約が求めていること
    国連の障害者権利条約(日本は2014年批准)は、障害の考え方を大きく変え、さらに合理的な配慮(適切な調整)のないことを差別としました。
    障害のある人に特別なことを求めているのではなく、障害者権利条約が求める社会は、誰もが生きやすい社会であり、その実現に向けてどう考えていくのかお話ししたいと思います。
  • 障害者差別解消法と合理的配慮
    2024年4月、障害者差別解消法はさまざまな企業等に合理的配慮を義務化しました。合理的配慮とは何か、その基本となる考え方や実際についてお話しします。
  • 精神障害のある人の困難と回復(リカバリー)
    精神障害は目に見える障害ではなく、社会全体の理解も道半ばです。精神障害のある人たちがどんな過程で疾患を得て、その中でどんな困難を抱えているのか。また、回復への過程についてもお話しできればと思います。